走る実験室 どうよ!?美術館 |
☆シートリングの怪☆ ☆バルブ周りのマスキングエリア☆ |
B6&BPエンジンのシートリングってダメなんです 2006.3.11 ↓の画像をご覧ください |
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シートリングと燃焼室に段差があって凹んでいるのが分かりますね 長距離走ったエンジンをバラすとココにカーボンがこってりと溜まります そしてB6&BPエンジンは45°面とその下の30°?面の2面しか カットされていません コストダウンなのでしょうが他のイケているエンジンのシート部を見ると なんとかならないのかな〜って思ってしまう場所です ガスが超速で出入りするトコロですからもっとカット数を増やして なるべくスムーズな形状になっていて欲しいナって感じです |
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そんなこともあり ドライダさんからお借りしたシートカッターで 四段のカットを施してみました 燃焼室側から75°? 60°? 45° 30°です こうやってカットすると それっぽい雰囲気を持った燃焼室になり 非常にソソられます ただドライダさんからも要注意とされていたのですが 大胆にシートカットしてしまうとバルブガイドの中心とシートカット面の中心が ズレていってしまいます 四段カットにすると結構な量を毛ズラ いや削らないといけないのでドンドン不安感が湧き出てきてしまいました やっぱりこの辺はプロに任せたほうが良いと思いました |
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バルブのマスキングエリアを減らそう 2006.3.11
↓コレはB6エンジンの燃焼室です |
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左がエンジンから取り外したままの状態... まあアレです 右はターボ付きエンジン用として作っているものです 燃焼室の壁とバルブシートの隙間=マスキングエリアが狭いのが気に入らないので 隙間が広くなるように削っていきました 右の画像のカーボンが黒く残っているトコがボアと同じ78mmの円になっていたので そこを目安に広げていきました またシートリングと燃焼室の凹段差も気になったので角を取ってあります シートリング外側のアルミ地肌(シルバー)が見えますね コレやってどれだけアレになるかなんて個人でデータ取れないんですから語れないんですが 林教授の本を読むとそれなりに広いほうがイイ!ってなっていたので信じます それにやっぱHなオトコのコとしてはマスキングされる(覆いかくされる)場所はギリギリのほうがソソりますよね ですからココは滾った情念を込めに込めてグリグリと攻め込みました |
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↑ 吸気側 |
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↑ 排気側 携帯のカメラだとやっぱりボケますね こんな感じで電動ドリル+ロータリーバーで削ってます 削る時には外径をちっちゃくしたバルブを入れてシートリングの保護しました |