ユーノス・ロードスターをターボでチューニング 庭先製作記
NB8Cの6速ミッションの分解 そして修理..できるかな? その2 2007.5月〜        <その3へ> <戻る>
NB8Cの6速ミッションがミュージアムにやって来ました
バックにギヤが入らなくなってしまったというトラブルを抱えているようです
今までミッションをバラしたことが無かったので その仕組みの勉強ってことで挑戦してみることにしました
  2007.4.29 ミュージアムに搬送しました
  2007.5.13 とりあえずバラし始めます

2007.4.29 ミュージアムに搬送しました
ロドスタの助手席スペースにジャストサイズで収まり 6速ミッションが我がミュージアムへとやってきました

2007.5.13 とりあえずバラし始めます
シフトレバーが入る部分です ボルト4本で止まっているだけです

ニュートラルスイッチとリバーススイッチです 取り外しには27mmのレンチが必要です

スピードの取り出しギアです
NB用の電気式からNA用のケーブル式に交換してあります

後端ケースの内側です これといった部品は付いていません

ヘクサロビュラ(トルクス)のボルトで締めてある部分が多々あります
  その中にはだいたいスプリングとボールが入っています


後端ケースを取り外すと六速ギアの為の機構が現れます
  このスプリングのテンションでシフトレバーが中立位置に戻るようになっています

アルミの粉が溜まっていました・・

六速ギア&シフトフォークです 中間ケースの外側に付いています

六速ギア用のシフトフォークはスプリングピンで固定されています

  ↓ 六速以外を選んだ状態です

六速にシフトした状態です

六速ギア用のシフトフォークを動かすための機構です
これはニュートラルの位置です

スプリングピンで固定されています


ココは開けなくてもよかったみたいです










1速〜五速ギア・リバースギア用のシフトフォークとシフトロッドの噛み合い部分です
  シフトケースの中にはゲートというものが存在していません

ココがニュートラルの位置です

ばっちりと焼きがいれてあります エッジもピンピン! 欠けなどは見当たりません

中間ケースの中はこんな感じになっています

ここで疑問が!
中間ケースと後端ケース間をオイルが行き来するための通路が少ない・狭い?
ドレンボルトの穴の高さを考慮するとオイルに浸っている穴は一箇所しかないようなのです
これでは中間ケースと後端ケース間で上手くオイルが循環してくれず
中間ケース内のオイルが熱っつくなってしまう気がします

熱い走りをするとギアの入りが悪くなってしまうクセを持つというNB 6速ミッション
コレがソレの原因のひとつかもしれないんじゃないかと思いました

リバースギア用の中間ギアです
  リバースの際はこのギアを介することで
  後退方向の回転に変換されます
リバースギアの軸はココの2本のボルトで留まっています

バックにギアが入らなかった原因はコレだと思います
五速&リバースギア用シフトフォークのツメ(左側)がパッキリと折れてケースの中に落ちていました・・
ギアの間に挟まらなかったのは幸いだったと思います

コレが正常な形状の
  五速&リバースギア用シフトフォークです

おまけ RX-8の6速ミッションです
NB8Cロドスタと同じくアイシン・AI製ですネ
中間ケースや六速ギア関係は
  ロドスタと同形状のように見えます


<その1へ> <その3へ> <戻る>





































































































































inserted by FC2 system

inserted by FC2 system