ユーノス・ロードスターをターボでチューニング 庭先製作記
庭先でフロントスポイラー&アンダーパネルをFRPで作っています 2007.2月〜               <戻る>

Roadster Eternal (製作中)
2007.2.25 仮組み
2007.3. 3 支柱追加&形状調整
2007.3. 4 形状調整 その2

リヤのディフューザーの製作が一区切りついたので 次はフロントのアンダーパネルを作ってみます
えげつない程のダウンフォースを生むんだゾ! そんなインパクトのある大きさで勝負してみたいと思います
B型人間に「躊躇」という思考はありませんから

2007.2.25 仮組み
まずは大物を作っておかねばなりません アンダーパネルの本体をFRPで作ります
リヤのディフューザー製作の際に使ったポリカーボ波板の上にガラスマットを貼り付けてゆきます
走行中にたわんでは困るのでガラスマットは取り敢えず2プライとしてみました
波板の形にガラスマットを沿わせるのにはひたすら根気が必要でした
ガラスマット全面に樹脂をこってりと塗り そして しばし待ちます
そうするとガラス繊維をマット状にしていた結合剤が解けて ガラス繊維がほぐれて柔らかくなってきます
その後はヘラでガラス繊維が波板に沿うように ひたすら しごいて しごいて しごいて・・
波板の形状にガラス繊維を整えるのには 腰が痛くなって立ち上がれなくなるくらいの時間がかかりました
そして平面作りと補強の為 上から自作のFRP平板を貼り付けた後にガラス板で押さえて平らにします

この状態で1週間養生してきっちりと固めてあげました

*ガラス板で押さえたのはちょっと失敗だったようです
 ガラス板ががっちりくっついて剥がれません 最終的にガラスを割る羽目になりました
 ハンマーで細かく砕いて そして電動グラインダーでFRPの表面からガラス粒を削りとりました
ポリカーボ波板は簡単にFRPから剥がすことが出来ました
波板の形状もきっちりと複写されています
車体に合わせてみます 横幅は1700mm かなり大きいです

タイヤの逃げをつくって仮合わせです
う〜ん 往年のシルエットフォーミュラー並みの突き出しを再現してみました

でも これではサーキットに辿り着けないですね
私もオトナですから 分別は弁えておりますヨ
そんなこともあって突き出し量は100mm強で押さえておきました みなさまから良く「謙虚なひとですネ」って言われます

車体裏でダウンフォースを稼ぐ方法について ネット徘徊して学んでいます
その肝は! 兎に角 走行風をフロントから沢山取り込んでアンダーパネルと路面の間にゴウゴウと流すこと

それを実現する為に走行風をスポイラー&アンダーパネル下へと取り込む開口導風部を真ん中に設けます
開口幅は600mmとしておきました
気温がまだまだ低いので樹脂がなかなか硬化してくれません
ここは秘密兵器を投入! ナイナスイオンを含んだ温風がイイ感じに樹脂を固めてくれるかな?と思ったのですが
ドライヤーでは熱量がまだまだ不足しているようでした
この時期はヒートガンが必要!?って思っています
前後方向の補強・車体への取り付け・エンジン下を覆うアンダーパネルへの発展を狙い鉄角パイプを貼り付けます
四点式ロールバーとAピラーを溶接結合する際にも使った肉厚1mmの角パイプです
角パイプを包むようにガラスマットを上から貼ってあげました
こんな感じ↑になりました
横方向の強度がまだ幾分足りなくて 端を上から押すとしなってしまいます
波板形状のFRPを重ねて貼り付けて強度を増してあげないといけません

このままではあまりにもアレなので 左右の角をどういう形状でカットしようか じっくり考えることにします

2007.3.3 支柱追加&形状調整
強度的な不安があったため 吊り下げ支柱を追加します
納屋にあったアルミサッシを分解していい感じの長さに切ってコアとし FRPでくるみ 中空の支柱の出来上がりです
これを追加することで上下&横方向のブレがかなり少なくなりました
アンダーパネルの端を上から押さえても しなりは10mmあるかないかって感じです
支柱の根元の取り付けはココ↑のM6ネジ穴2箇所を使っています
取り付け用のブラケットはFRPとSS41の複合材です
取り付け用のブラケットの作り方です 鉄板を切り出しFRPでサンドイッチします
鉄板に貫通穴を沢山開けて 表と裏のガラスマットの接着ポイントを増やしてあげます
前から見た状態です
支柱はなるべく前へ 横へと配置しています
支柱の根本とリップのダクトが干渉するので ダクトを切り落とします
電動グラインダーでチュイーンと簡単に処理出来ました
既に割れてしまっているリップなので躊躇無しです
外端のしなりを抑えるため波板形状のFRPの切れ端を上から貼り付けました
厚みが2倍となって強度もアップとなりました
縁石に引っ掛ける不安感を多少は解消する為に 角っこを落としてみました
遠慮は美徳が座右の銘ですから ごくさりげなく 自然な感じでちょっぴりカットです

でも心配事はあります
それは ALT作手サーキット入り口のジャリ道でブルドーザーにならないか?ってコトなのですが・・

2007.3.4 形状調整 その2
強力なダウンフォースを生むアンダーパネルなのでフロントサブフレームにがっちりと固定してあげました
アンダーパネルから600mmのピッチで生えている鉄角パイプをフロントロアアームのブラケットに緊縛します
丁度イイ感じで穴が開いているので針金とタイラップの合わせ業を使って締め上げてます
ココまで鉄角パイプを伸ばしたのは今後の拡張性を考慮に入れてあるからです
ゆくゆくはエンジン下までカバーリングしてしまおうと思っています
こんな感じ↑で車体へのフィッティングと大まかな形状が出来ました
テスト走行では懸念したバタつきも起こっていないようです
ダウンフォースに関しては正直?で まだグッと路面に吸い付く感じが出ているのか分かりません・・
でも凹凸のあるトコでも上下のピッチングが減って安定感は増えたような気もします

↓↓↓  本製作記は力技で進行しておりますが 少しは理屈も考えてはいます こちらも参考にして下さいネ♪  ↓↓↓

タイムアップを狙うために! 空力・ダウンフォース・空気抵抗について調べてみました

効果的なダウンフォースを生むためには 車体前方から沢山の空気を入れ 後方へと抜いてあげて
車体下面の平面部と路面との間に空気を速い速度で流すことが良いようです


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