ユーノス・ロードスターをターボでチューニング 庭先製作記
庭先でリヤディフューザーをFRPで作っています 2006.12月〜                          <戻る>

Roadster Eternal (製作中)
2006.12.17 リヤバンパー切断
2007. 1. 2 ベース製作
2007. 1. 3 サイドプレート製作 その1
2007. 1. 6 サイドプレート製作 その2
2007. 1. 13 サイドプレート製作 その3
2007. 1. 14 サイドプレート製作 その4
2007. 1. 28 車体へ取り付け その1
2007. 2. 12 車体へ取り付け その2
2007. 3. 4 形状調整

B6エンジンをターボ化したことで中々の速さが出てきました
次に狙うのは地に吸い付くように安定したコーナリング性能です
ロドスタ界でも空力関係への関心が高まっているようですネ
私もトライしてみたいと思いました

まずはルックス的にインパクトが強く
そして平面構成で製作が楽そうなリヤのディフューザーを作ってみることにしました

2006.12.17 リヤバンパー切断
まずはこの決心が鈍らないようにリヤバンパーを切り取ってしまいます
それなりにアタリをつけて そして電動グラインダーに樹脂カット用ディスクを付けて
えいや!っと切り取ってゆきます
ウレタンのリヤバンパーは案外簡単に切断することが出来ます
リヤの牽引フック取り付けフレームの脇一杯まで攻めてみましたが 開口部のは横寸法は600mmでした
リーンフォースは二重になっていたりして分厚いですが これも電動グラインダーでカット出来ます
樹脂を電動グラインダーでカットするとホント物凄い切粉が出て体が真っ白になります
目にも容赦無く入ってくるのでゴーグル装着は必須事項です

2007.1.2 ベース製作
会社からもらってきたテーブル天板に布テープを貼り付けて その上でFRPの平板を作ります
布テープはFRPがくっつかないので硬化後のFRPを剥がすのが非常に楽なのです
縦900mm 横600mmの平板を作ってそれをディフューザーのベースとします
そして縦と横に補強用の鉄角パイプを入れ その上からさらにFRPを貼りました
流石にこの上にヒトは乗ることは出来ませんが 空気の力に耐える程にはガッシリ出来たと思います

2007.1.3 サイドプレート製作 その1
サイドプレートもまずはFRPの平板作りから始まります
大きなサイズの平板が沢山必要になるため その製作に結構時間が掛かってしまいました
ベースの上面にリヤバンパー裏に空気が溜まらない様に風切板を付けてみました
余力があればもうちょっと凝った形状にしてみようと思います
サイドプレートをベースへ貼り付け くっつくまで樹脂のLアングルで固定して養生します
このLアングルもFRPが貼り付かないので重宝しています

2007.1.6 サイドプレート製作 その2
ロドスタのシャーシ裏です 凸凹だらけですネ
ココ↑がダウンフォースを生み出すように徐々に適正化していきたいと思っています
サイドプレートは鉄角パイプに沿って貼り付けてあります
今は片側だけですが もう一方にも貼り付けて中空のモノコック式にします
その為に補強用のリブをサイドプレートに付けてゆきます
リブ製作の治具はコレ↑ FRPがくっつかないモノを選んできました
コレを使ってコの字の形状を作ります
樹脂を塗って治具を巻いて ちゃんとコの字となるように上からガラス板で押さえ込んであげました
ガラスもFRPがくっつかないので平面作りの際に重宝して使っています
こんな感じ↑でリヤバンパーへと取り付きます
ディフューザーの後ろ側はリーンフォースに巻き付けたFRPへと貼り付けます
前側はリヤの補強バーへと固定する予定です

2007.1.13 サイドプレート製作 その3
先週作ったサイドプレートの補強の為のリブです
間にヘラを入れて捻ってあげれば FRPと冶具が剥がれてくれます
こうやって2枚のサイドプレートの間にコの字状に仕切りを沢山作って補強しようと考えていましたが・・
めっきり寒くなったこの時期 補強を作るだけで目一杯時間がかかりそうです
そんなわけでカインズで思案すること約10分 コレ↑を使ってみることにします ¥980でした
この逸品にFRPを貼って補強板の材料作りします
波板状にしたFRPを2枚のサイドプレートの間に貼り付けて ダンボールのような断面を再現する算段です
これで中空で軽量 しかし高強度なプレートがつくれるんじゃないか!なんて皮算用しております


2007.1.14 サイドプレート製作 その4
波板で形を作った補強板をサイドプレートに貼り付けます
少々前後方向の長さが足りなかったのですが リブをこういう方向に走らせたほうが
横方向の曲げに強くなるのではないか と判断しました
断面は波板の形を写し取ったこんな感じ↑になっています
補強板の長さが足りなかったのと ワンプライではペラペラのグニョグニョなので もう一枚重ねて補強板をツープライとします
これでサイドプレートへの補強板貼り付けは完了です
本体側のサイドプレートとサンドイッチ めったなことではびくともしないサイドプレートになってくれ! と
強く強く念じながら貼り合せました


2007.1.28 車体へ取り付け その1
サイドプレートの貼り付けも終盤となりました
内側に付く2枚のサイドプレートにも補強を施します
波板の製作がちと面倒・・と思い 今度はFRPで作ったLアングルを貼り付けてみました
作り方は上↑に写っている白い樹脂性のLアングルを2つ用意して その間に挟んで硬化させるだけです
FRPでびし!っと直角を出す良い方法がないか?と考案してみました
これを補強としてサイドプレートへ沢山貼り付けてみましたが・・これは失敗だったナと思っています
2枚のサイドプレートを貼り合わせる時の糊代が僅かで中央部分が結構ペコペコになってしまいました

そんなこんなで紆余曲折がありましたが それらしい形にはなりました
ディフューザーの先端はリヤの補強バーに貼り付けます
補強バーとの対比すると結構な長さがあることが分かりますね 900mmですから
補強バーにFRPがくっ付かないように布テープで巻いてあげます
そしてこの上から幾重にもFRPを巻き付ける予定です
ディフューザーの後端はリヤバンパー内のリーンフォースに巻き付けて固めたFRPのバンドと接着します
そういうワケでデフオイルを交換したり等のメンテの際はこういう風↑にパーツを取り外す必要があります・・

ここまで来たら 次は車体への仮取り付けです

なんだかサイドパネルがエライ具合に飛び出しています・・・
まるで特撮カーのような素敵な飛び出し具合がステキ・・ですネ
ディフューザーの横幅が中途半端で「どうヨ!」って感じに欠けますね
でもこの横幅の寸法にはワケがあるんです
これ以上ワイドにしようとすると牽引フックが付いているフレームを切らなければいけません
流石にソコまでの覚悟は出来ませんでした
リヤの補強バーのトコです 位置決めの為 FRPを巻いて貼り付けます 固まるまで次週まで養生です
トランク裏の状態です 結構スカスカですね ココに走行風が溜まらないようにケアは必要でしょう
全体としてはこんな感じになりました
やっぱりディヒューザーはもっと幅がないと格好良くないですね

あまりにも後方に飛び出しているサイドプレート ズバっと切ってあげないとヤバそうです
さて カットラインをどのような形状にしようか 検討中です


2007.2.12 車体へ取り付け その2
ディフューザー位置が決まったのでがっちりとFRPで固めてしまいます
剥がれたりしないことを祈りながら リヤの補強バーに幾重にもFRPを巻いています 
ディフューザーの先端の強度を上げるため FRPを裏打ちしておきました

リヤのリーンフォースに巻きつけたFRPとディフューザーを一体化します
リヤバンパーとディフューザーが一体となったので 結構重たいです
リヤバンパーを車体への取り付ける際には力技が必要でした

2007.3.4 形状調整
サイドプレートの飛び出しがあまりにもアレだったので幾分カットしてあげました

電動グラインダー+樹脂カット用ディスクでサクサクと切り取ります
これで常識の範疇に収まったのではないでしょうか
ここまで辿り着くのに2ヶ月半 想像を遥かに超える月日が掛かりました
簡単な形状だからあっという間に出来上がるヨなんて思い上がり 叩きのめされました
市販品のFRPのありがたさ 痛感しております

まだ効果の程は体感出来ていませんが まずはブツけて割らないように気をつけます

↓↓↓  本製作記は力技で進行しておりますが 少しは理屈も考えてはいます こちらも参考にして下さいネ♪  ↓↓↓

タイムアップを狙うために! 空力・ダウンフォース・空気抵抗について調べてみました

効果的なダウンフォースを生むためにはディフューザーの前方に広い平面部を作ってあげたほうが良いようです
それはまた後日追加製作する予定でいます


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